
Q.タクシー運転手になるためには?
A.タクシー運転手になるためにはまず二種免許が必要です。
ほとんどのタクシー会社では二種免許取得を援助してくれます。
他にも免許取得期間でも一日あたりいくらという手当を付けてくれる所も多いようです。
二種免許を取得するには普通免許を取ってから3年以上経過している必要があります。
例えば18歳で普通免許を取った方は21歳から二種免許を取る事が出来ます。
私の場合22歳の時に二種免許を取りました。
会社援助で免許を取った場合は何年間か会社に在籍しないと辞めるときに免許取得費用の返還を求められるときがあります。
だいたい3年程度の会社が多いようですが会社によって違いますので会社説明会などで詳しく聞いてください。
免許だけあっても東京ではタクシードライバーになれません。
東京タクシーセンターの講習や独立行政法人自動車事故対策機構の適正診断を受けなくてはなりません。
特に近代化センターでは地理試験がありますので勉強も必要です。
他にも無線組合の講習など一通りの研修が終わってからやっとタクシードライバーになることが出来ます。
Q.運転手の給料は?
A.タクシーの給料は現在ほとんどの会社で歩合制を取り入れています。
色々な仕組み(条件)が会社によってありますが、6割前後の歩合と言うところが多いようです。
歩合以外にも車輌を乗務員にリースしてリース代を取っているところもありますので注意が必要です。
足切りと言って売り上げ最低基準が付いている会社も多いようです。
足切りを割ってしまうと歩合率やボーナス(毎月の積立金の返還)が大きく変わってしまいます。
これには毎出番足切り設定がある場合や一ヶ月トータルの足切り設定がある場合など色々なパターンがあるようですから会社の就職説明会ではっきりと聞いておいた方が良いと思います。
人間ですから体調不良もあります。
毎出番必ずある程度の売り上げを確保するというのは非常に厳しいかもしれません。
月トータルで言うと40数万が足切り基準の場合が多いようです。
もっと高いところもありまので会社選びを注意しないと毎出番足切りになってしまい一ヶ月働いたのに10万程度しか給料が貰えない等という事になる可能性もあります。
私の会社では現在月トータルの足切り設定しかありませんので、私は足切りを割ったことはありませんが、周りには足切りを割ってしまった乗務員が最近かなり多く見受けられます。
しかし最近、毎出番の足切り設定を課す動きが見られますので、厳しい設定になった場合は会社の移動も考えなければと思っています。
歩合で受け取った金額から保険などの金額が差し引かれた物が手取りになります。
私の場合、月トータルの売り上げは65万程度の場合が多いです。
広告などの月給45万以上可というのはもちろん税金を引く前の数字ですし、単純計算でも100万程度の売り上げが必要ですから新人さんでは相当厳しい数字です。
不可能ではありませんが、まず無理でしょう。
20万〜30万程度と考えていれば良いと思います。
実際にタクシーに乗務してみて20万より下回る給料しか得られなかった場合はタクシーに不向きと言えるかもしれません。
Q.タクシー運転手の労働時間は?
タクシーには日勤と隔勤があります。
日勤は毎日働いている形式で仕事の時間は朝早くから夕方までの人と夕方から翌朝までの人が居ます。
どちらが稼げるかは言わなくても解るでしょうが夜勤の方が稼げます。
しかし夜だけ月に22日程度働くというのは人間としての時間が極端に少なくなりますので新人の方にはお勧めできません。
家族などが居る方の場合、家族とのすれ違いが多くなり家族崩壊の可能性が高い事営業方法だと言うことも付け加えておきます。
昼日勤は女性などでも結構安心ですが東京では取り入れている会社が多くありません。
大手などは取り入れているようです。
しかし隔勤に比べ歩合率が低い事と昼間だけの営業ですから相当上手な営業をしないと給料は低い物になりかねません。
最初から日勤というのは難しいのが現実です。
隔勤では朝早くから明け方までの早番と昼過ぎから翌日までの遅番があります。
あいだを取ったような勤務体系を取り入れている会社もあり会社によっての違いはあります。
私の場合は無線営業が得意ですから遅番になって早番の車輌が減った明け方に必死に稼いでいます。
新人さんの場合、早番になることが多いでしょう。
朝の6時〜8時程度に出勤して点呼を受け、出庫し明け方の2時〜4時に帰ってくるパターンになります。
20時間ぐらいの長時間営業になりますから体調管理には注意が必要です。
Q.タクシー運転手の休日は?
A.日勤の場合土日が休みになる場合が多いようです。
昼日勤ならば問題は少ないのですが夜日勤の場合は土曜日の朝方まで仕事をしているわけですから、実質的な休日は日曜日のみになってしまいます。
よく考えて営業形態を選びましょう。
隔勤の場合、基本は出出公という仕組みで出番、明け、出番、明け、公休という勤務体系を取り入れて月に11〜12乗務すると言うところが多いですが、三連ちゃんと呼ばれる出番、明け、出番、明け、出番、明け、公休という物を一ヶ月ごとに同じ車輌の相番の乗務員と交代しながらやる方法もあります。
この場合、一ヶ月に一回程度ダブル公休が取れます。
明け、公休、公休になりますから旅行などに行くことも可能です。
ついでに有給(タクシーの場合は一回の有給が2日)を足せば5連休を作ることも出来ますので海外に出ることも夢ではありません。(お金があれば)
私の場合は、三連ちゃんを取り入れて居ます。
会社によっては三連ちゃん禁止の所もありますので、入社前に調べておいた方が良いでしょう。
しかし三連ちゃんは結構体に負担が掛かります。
出出公の方が新人さんには優しい勤務体系と言えます。
Q.タクシー運転手の休憩や食事は?
A.休憩については自分が好きな時間に休むことが出来ます。
基本的に一乗務3時間程度は休憩するように会社では指示されますが、全く休まないで走る続ける乗務員も居ます。
給料が歩合制なのでその辺の管理は乗務員任せと言う所が多いですが、タコグラフ(走行時間や距離などを管理する機械)で休憩があまり無いと会社から怒られたりします。
私の場合は、仕事中に一度家に帰りパソコンや子供と遊んだりしていますので、休憩は一日5時間程取っています。
場合によっては会社からサボり過ぎと怒られます。
食事は私の場合家で取っていますが、外食の方も多いようです。
脂っこい物は避けて胃が軽く集中力が出るような食事がお勧めです。
夜間などはラーメンよりもソバやうどん、しかも具のない物が体には良いでしょう。
長時間労働なので眠くなりますがコーヒーなどカフェインの取りすぎは危険ですので注意が必要です。
ある程度の仮眠は自分の休憩範囲で取るように心がけましょう。
結構昼間から寝ているタクシーを見かけますがサボっているわけではなく、体調管理をしているのです。
折角稼げる夜間に眠くなってしまっていてはどうしようもありません。
Q.東京のタクシーの営業地域は?
A.東京のタクシーの営業地域は東京23区+特別区(武蔵野市、三鷹市)になります。
かなり広い範囲が営業地域として指定されています。
この範囲では何処に行くお客様もお乗せできます。
これ以外の範囲では営業地域内に来るお客様はお乗せできますが、営業地域外へ更に行くお客様などは断らなければなりません。
例をあげると杉並区から茨城県へ行くお客様は乗車可能ですが、茨城県から千葉県に行くお客様はお乗せできません。
茨城県から杉並区も乗車可能です。
しかしお客様は何処に行くか提示してから乗車されるわけではありませんので、区域外に行ったときは素早く営業地域に戻りましょう。
もし乗車申し込みを受けてしまった場合、行き先を聞き事情をお客様に話しお断りしてください。
実際問題としてこのルールは非常に難しい物があります。
地方の繁華街などに東京からお客様をお連れしたときは回送表示などで申し込みを避ける乗務員も居ますが、これは回送表示違反になってしまいます。
この辺の事は乗務員にならないと旨く対処方法を理解できないと思います。
ほとんどの場合、地方へ行かれるお客様を乗せる時間は夜間ですから、地方で申し込みを受ける可能性は非常に低いと言えます。
ちなみに私の場合一般実車ですと多摩地域から上野、横浜から箱崎、千葉から大塚など他にも数回ありますが、お客様自身があえて東京のタクシーを狙って乗車申し込みをされている場合が多いようです。
無線や会社依頼、あと運転手個人が受けた予約配車などの場合は行き先が解るので、区域外にお迎えに行くことは普通にあることです。
Q.運転手になって事故を起こしたときの対応は?
これは会社によって対応がかなり違うので一概に言えないことなのですが、基本は会社が対応してくれます。
しかし、完全な自過失事故などの場合は会社から賠償請求を受けることもあるようです。
このような対応は法律的に問題があるとも言えますが、注意すれば完全に避けられる事故に全て会社が対応するというのも大変な事とも言えます。
事故と言ってもタクシーなどではドアをちょっと擦った物も事故として取り扱います。
先日、友人がタクシーを駐車場に停めて買い物に行き、帰ってくると横に停めていた車がドアの開閉でぶつけたと思われる小さなへこみがありました。
会社に帰り、報告すると「何故警察に事故扱いとして報告しないんだ!」と怒られたそうです。
タクシーを始め運送業者のほとんどは任意保険に入っていません。
任意保険に加入している会社の場合、保険の免責が非常に高いので場合によっては会社から免責分の何割かを請求される場合があります。
しかしこの免責の請求方法は違法の可能性も高く、このような方式をとっている会社への就職は避けた方が無難です。
自賠責には入っていますが、それだけでは足りない事故もありますので大きな事故は会社にとって負担になります。
自賠責の値段も年間10万以上と非常に高価になっています。
任意保険に入っていない理由は一年間に起きる事故による損害額や賠償額よりも保険代の方が高くなってしまうからです。
個人タクシーさんなどは共済組合などで賠償などの対処をしています。
レッカー車などは各会社にある場合が多いですが、無い会社は業者に手配をしたりしているようです。
Q.会社選びのコツは?
この事柄も一概には言えません。
各会社とも特色があり自分の意識に合った会社を選ばなければ長く在籍することが難しいようです。
基本的に各会社とも常に乗務員募集をしていますので選ぶ眼が必要です。
大きな会社の場合、会社としての設備が整っている所が多いようですが、実際会社に居る時間はほとんどありませんので、設備だけで選んでも仕方がありません。
自宅からの距離や車輌の設備、会社の経営状態、歩合率、所属する無線組合などを考慮して選ぶ必要があります。
全く無線営業をされない方が無線の配車本数で会社選びをしても無意味ですし、自分に合った会社を選ぶ必要があります。
大きな会社の場合、乗務員の平等性を考慮して出番などの変更が難しい場合もあります。
会社説明会などでしっかり聞くことが必要です。
小さな会社の場合、倒産や統合などで途中に体制が変わる可能性もあります。
特に今の時代は統合や吸収などが多いですから入社する会社が勝ち組か負け組かを判断する必要性があるでしょう。
歩合に関しても大きな会社だからといって高いと言うわけではありません。
小さな設備の少ない会社の方が高い歩合を設定している所もありますので何社か話しを聞いてみてから入社を決めるのが良いと思います。
もちろん会社組織ですから会社側から入社を断られる方も存在します。
健康状態や免許の違反項目は良い状態にしておくことが自分を有利に進めるコツだとも言えます。
若くて健康で真面目な人は何処のタクシー会社も欲しがりますので、自分の立場を有効に利用した方が良いと思います。
特に事故を起こしたときの対応等は重要なポイントですので不当な請求をされない会社が安心だと思います。
ちなみに大きな会社だから安心という感覚はタクシー会社選びの場合、当てはまらない場合もあります。
Q.タクシーのボディーの色の決まりは?
A.タクシーのボディーカラーはその会社が所属する無線組合によって統一されています。
東京の場合、東京無線、チェッカー無線、EM自交、藤田無線、私鉄協、東京四車営業、中央無線、等々ありますが中にはボディーカラーはバラバラで社名灯だけ統一している所もあるようです。
単一で営業している会社はその会社オリジナルの色に塗っています。
最近のはやりはボディーカラーを黒にして高級感を出す所も増えました。
個人タクシーに関しても所属組合によってカラーが決まっています。
有名なところを日個連(社名灯がちょうちん、ボディーは白)や東個協(社名灯はでんでん虫、ボディーに青いストライプ)などがあります。
Q.お客様はどのような方?
東京の場合、タクシー利用はビジネス関連の方が多いです。
もちろん主婦の方がお買い物に使うこともありますし、老人の方の病院の送り迎えもあります。
タクシーには客層が無いという言葉があるようにどのような方でも利用されています。
それだけにサービスの取り扱いが難しく、言葉使いや対応などに注意が必要です。
先日、扇国土交通長官がテレビで東京無線に乗るシーンを見ましたが、同日にやっていた犯罪24時というテレビでは酔っぱらいのホームレスの男性とタクシードライバーのトラブルの映像がありました。
非常に対応が難しいのが現状です。
夜間、タクシーを利用する方は出版社関連、テレビ関連、など昼夜問わない仕事の方が多いようです。
もちろん飲み屋に行って終電に乗り過ごしたサラリーマンや飲み屋のお姉さんなども多く乗られます。
Q.無線ってどういう仕組みなの?
タクシーの無線はアマチュア無線などと違う業務用無線を使います。
無線機にはチャンネルなどは無く、無線局との交信しか出来ないようになっています。
無線局からの声は同じ無線局の同じ周波数帯のタクシー全車に聞こえますが、タクシーから無線局への声は無線局しか聞くことが出来ません。
これは地方などの無線ではドライバー間での交信が可能の所もありますが、東京ではこのような方式を取っています。
ですから渋滞情報や事故情報、取り締まり情報などを乗務員が他の乗務員に無線を使って知らせることは出来ません。
あくまでタクシー業務に関する通信しか許可されていないわけです。
たまに違法無線などが混信してきて迷惑が掛かったりすることもあります。
警察からの直接の呼び出しもあり、犯人逃亡や車輌手配の情報も隠語を使って交信される事もあります。
しかし、編者:上野玲/発行:メディアファクトリーの全部解決!!2時間サスペンスという本に私が答えているように、土曜ワイド劇場のタクシードライバーの推理日誌のような無線通信はタクシーでは出来ません。
Q.私用で運転手自身がタクシーを使うとどうなるの?
タクシーは基本的に私用で使うことが出来ません。
個人タクシーさんの場合は自分の車と言うこともあり「自家使用」プレートが存在しますが、法人タクシーでは家族を乗せるのもメーターの作動が必要です。
会社が受けた仕事で認可がある場合は時間貸し切りが使えます。
もし回送板などを表示して誰かお客さん、もしくは家族を乗せているのを発見された場合はメーター使用義務違反で捕まってしまいます。
取り締まりは警察ではなく東京タクシー近代化センターによって行われています。
私用と言ってもドライバー自身が自分の買い物の為にスーパーなどに行くことは可能です。
実際、私は良くスーパーにタクシーで乗り付けています。
品川区の某スーパーの駐車場には必ず何台かタクシーが停まっており、ご飯を食べたり買い物をしたりしている運転手の姿をよく見ます。
Q.トイレはどうしているの?
A.営業中のトイレは基本的に公衆便所を利用します。
しかし、普通の方は何処に公衆トイレがあるか解りませんよね?
東京のタクシーの場合、基本的に東京タクシー近代化センターが監修している地図を利用しています。
この地図には公衆トイレのマークがあり、現在地から近いトイレが何処にあるか調べられるようになっています。
最近はコンビニなどでも貸してくれるところが多くなったので買い物ついでにトイレを借りることも多くなりました。
一番安心なのはローソン、このコンビニは全店トイレ使用可能です。
セブンイレブン等でもほとんどのお店でトイレが使用出来るようになっています。
タクシーにとってコンビニは非常にありがたい存在であります。
と言いながらもやはり落ち着くのは自宅のトイレ。
私の場合、トイレのために自宅へ帰るなんて事もあったりします。
Q.お客様を乗せてどこまで行けるの?
A.基本は何処までも....ですが問題もあります。
法人タクシーの場合、LPガスを燃料としていますので満タンでも600キロ程度でガス欠になるでしょう。
この範囲でしたら可能ですが体力の問題もあります。
あと首都圏から遠隔地に行った場合、帰りの高速代を請求することが可能な場合があります。
中央道ですと大月より先、東名ですと御殿場より先は請求可能です。
請求が可能と言うだけで絶対ではありません。
高速代でトラブルになるのを避けて請求しない方が多いようです。
「じゃあ他の車に乗る」なんてお客様に言われたら大きな仕事をフイにしていましますから。
私が帰路高速を請求できる場所に行ったのは今まで一回だけ(中央道で大月)ですしあまり考える必要は無いと思います。
Q.一回の乗車での最高金額は?
A.私の場合、大した場所には行っていませんので4万弱程度しかありません。
一度は某テレビ局から大月経由の奥多摩のキャンプ地で、もう一回は違うテレビ局の方が都心から平塚往復です。
平塚の時は途中汚職疑惑の政治家の取材も兼ねていましたから単純な走行による物ではありません。
メーター使用以外ですと貸し切りによる料金があります。
私の場合、会社依頼のテレビ撮影担当をしていますから12時間以上貸し切りなんて事もあり6万程度の仕事は何度かあります。
遠くに行った乗務員さんの話だと仙台に行ったとか岐阜まで行ったなど武勇伝はたくさん存在しています。
こういう場合の利用で多いのは夜中に親戚が危篤になって交通機関が無いなどの状況が多いと思われます。
Q.タクシー車輌はどんな特徴がありますか?
A.法人タクシーの場合はほとんどLPガスエンジンを積んだ車輌を使っています。
理由としては燃料代が安いことと、環境に優しい事、耐久性が高いこと等があります。
車種としては日産セドリックやトヨタクラウンコンフォート等です。
小型車は東京には少ないのですが日産クルーやトヨタコンフォート(クラウンが付かない)などがあります。
個人タクシーですと高級車と呼ばれる車種はほとんどあり、外車のベンツやキャディラック、ボルボなどもあります。
最近見かけた個人タクシーで韓国のフュンダイ社製のセダンを見かけました。
個人タクシーさんでこういう変わった車種を選んでいる方はガソリン車です。
車種選びは法人はほぼ日産かトヨタですが、個人タクシーさんは乗り心地の良い車輌を選んでいるようです。
大きな物ですと三菱のデリカ、トヨタのハイエースレジアスやグランビア、日産のエルグランド等のタクシーも存在します。
大きいと言っても普通のタクシーと同じ中型料金なので安心です。
Q.個人タクシーになりたいんだけど?
A.いきなり法人タクシーをすっ飛ばして個人タクシーになることは現状の法律では不可能です。
個人タクシーになるには法人タクシーでの10年の経験と試験に合格しなければなりません。
試験は法律と地理試験があり、同一法人タクシーに10年間在籍していると地理試験は免除になります。
問題は非常に難しく、誰でも簡単にと言うわけにはいきません。
かなりの勉強が必要です。
試験を受けるには過去三年の無事故無違反証明が必要で、35歳未満の場合10年間の無事故無違反証明が必要です。
余談になりますが、この法律には問題があり35歳で区切っている意味が解りません。
私の場合なども始めた年齢が22歳ですので10年間の無事故無違反が必要で過去に原付でスピード違反などをやっているので35歳までは個人資格を取れないと思われます。
同一会社10年在籍での地理試験免除も問題で、この決まりが会社間の移動の妨げになっています。
競争社会と言われるような状況を目指すタクシー業界には不適当です。
良い会社に多くの乗務員が集まり悪い会社にはさっさとオサラバという状況が無いと会社も営業努力はしないでしょう。
規制緩和のこの時代に最も早く規制を緩和するべき法律だと思われます。
Q.転職は可能ですか?
A.タクシー業界には新卒者が就職するという事は滅多になく、転職者が中心になっています。
過去の経歴なども様々で元社長なんて人も珍しくありません。
やはり元運送業関連の方が多いようですが、現在の不況時代、リストラによるサラリーマンの転職が目立ちます。
転職者に多く言えることは意外と早く退職していってしまうと言うことです。
業界の内容などを理解しないまま入社してくる方も多いので思っていた状況と違うなどの理由でやめてしまいます。
このホームページを参照していればそんな事にならないで済むのですが。
この仕事は嫌々やる仕事ではありません。
自分のため、そしてお客様のために一生懸命前向きな意識でやる物です。
転職を考えている方は給料だけのことではなく色々な事柄を考慮して自分に本当にあっている業界か考えてからの方が良いでしょう。
転職希望者をタクシー業界は暖かく迎えます。
しかし甘い世界では無いことを理解してください。
給料の保証は基本的にありません。
自分の力と努力が給料に反映されます。
そこには会社に何年在籍した等の事柄は全く関係ありません。
新人といえども会社で一番給料を取ることが可能なアグレッシブな世界です。
挑戦してみる価値はあると思います。