私が飛燕を意識しはじめたのは実際にスケートを履く以前からなので既に5ヶ月ほど前からになります。 インラインスケートを始めよう!と確定的に思ったのも靴を買うかどうしようかと言うときに、色々なHPを巡り飛燕をやっている方の動画を見て衝撃を受けたのが原因です。 正直、最初は一体何をやっているの?と言う感じで飛燕、大蛇、不知火と何だかスポーツの技の名前としては違和感のある物を使っている世界だな〜という印象が非常に強くありました。 中でも飛燕の動きは私の中にあった只滑るだけというインラインスケートのイメージを大きく変えスケートを使ったトリックスラロームという物に興味を持たせるのに十分な衝撃でした。 そんな憧れと衝撃を私に与えてくれた飛燕ですが実際に自分でやろうとしてもなかなか納得がいくように出来る物ではありません。 少し自分自身の中で整理整頓する上でも日記を書きながら考え直してみようと思います。
元々飛燕を作ったのは梁川さんという方でインラインスケート業界では超有名人。 私も梁川さんの名前はインラインスケートを始める前に見たノースランド出版から出ているインライン フリースタイルテクニックというビデオで知っていました。 ですからこのビデオに出ている篠田さんと梁川さんは私の中では神様のような存在になっています。 まだお二人の滑りを生で見たことも無いのでまさに神様状態。 今度、駒沢の講習会に梁川さんが来るらしいので遠くからコソッとのぞいてこようかと考えています。 飛燕と一言で言っても実は色々と変化をしています。 現在、飛燕というと右Fクロスで入った場合、右オープンターンへと続き左足先行のBクロスを行い右足先行のクローズターンと続き左Fクロスになり先ほどの逆バージョン続けて元に戻るという感じの終わりのない連続技となっていますが、元々梁川さんが最初にやったのは右フォワードクロス モホーク(右回転) →左バッククロス →クローズ(左回転)→ 右フォワードクロス→ モホーク(左回転)→ 右バッククロス クローズ(右回転)→ 左フォワードクロス→ スピン(左回転) というルーチンでありました。 ですから今の飛燕はこのルーチンの一部分を取ってやっているような感じになります。 また現在では多くのスケーターがいわゆるクローズターンで飛燕のルーチンを行っていますが、元々の梁川さんの動きを見るとクローズターンというよりはまず先行足を動かしその足を軸に体を前方に引っ張るように持って行く独自のターンをしているのが解ります。 これはクローズターンとは別物、完全なオリジナルターンです。 動きに関しては特徴的な右Fクロスからまた右クローズに移る動きのあとクリスクロス的になってしまうBクロスの動きが飛燕という物を極端に難しくしている要因で普通に考えると右に重心が移動した後、更に右のターンというのは不自然な動きとも言えます。 自然だとか不自然だとか言っても技として確立してしまっている以上仕方がないのですが、この辺に作成者の梁川さんのちょっとした意地悪が隠されているようにも思えます。 そんなわけで実は飛燕という物はとても完成度を高めるのが難しく全ての動きが連動していないと訳が解らない物になってしまうという梁川さん出来る物ならやってみろという言葉が聞こえてきそうな技なのですが、私のように飛燕に憧れる人は多く、こんな難しいのに何故か誰もが挑戦するメジャーな技になっています。 それだけ多くの方が飛燕に挑戦していますが、完璧と思える人は本当に数少なく飛燕の動きはしていても飛燕なのそれは?というパターンがほとんど、もちろん私も全然出来ません。
では有名な方の滑りを私なりに分析してみることとします。 参照しやすいように飛燕の動画を公開している方だけの特徴を書いてみます。 まずはやはり作成者の梁川さん。 先ほども書きましたがクローズターンが特徴的になっています。 特徴的と言っても作成者本人ですからこれが正常なのですが、なかなか一般人には難しいのが現状。 動きに関してはこれでもかと言うほど大きな動きでオリジナルの飛燕ルーチンをまとめています。 動画はハロスケの中のスクール内に飛燕の解説と動画が載っています。 それなので私が書くほどのことはないのですが、梁川さんの場合、特に低い姿勢と力んでいない上半身が重要な要素になっているようです。 正直、この動きは初心者には厳しい感じで基本技を使いこなせる方じゃないとこうならないと確信できます。 いつかは梁川さんのような飛燕…こんな感じで考えるのがいいのではないでしょうか。
続いてT2Kのジュン様の飛燕。 動画などは私のページのリンクの中にあるなしジュンのページを参照してみてください。 ジュン様の飛燕の特徴はクローズターンの時のトゥの使い方。 多くの一般スケーターがBクロスの後のクローズターンに入る際一端、後ろに下がって動いている足をそのまま逆方向に切り返すのですが、ジュン様の場合深くBクロスをして、その反動を使い回すように前方へ繋げているようです。 動きは完全に繋がっており、とぎれない動きになっています。 分析のため強引に何処かで分けるとするとFクロスの後のオープンターンの所で軽くワンクッションあるように感じますが、この時も左足と右足の動きは止まっていませんので切れ目がない飛燕になっています。 梁川さんの動きとは結構違いますが、ジュン様の飛燕もある意味完成型と呼んでいいと思います。 ジュン様飛燕と言うか道満の方はこの動きの方が多いので道満型飛燕と言うのが正しいかもしれません。 私もこの動きを何度か練習してみましたが、確かに繋げてみせる飛燕となりやすいと言えますが、切れ間のない動きにすることで重心移動が難しく、特にクローズに入る部分での先行足のほぼ100%近く乗っていく重心が非常に難しくコピーするのは至難の技と言えます。 パイロンに入らず広いところで大げさにやれば、足を回し入れる部分もほんの少しだけ出来ますが、パイロンの中で安定して行うのは難しい。 超上級者向けかもしれません。 |
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